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2008年09月23日

●ライフスタイルセンターじゃと

読売新聞のサイトでとある記事を発見。


米国発「ライフスタイルセンター」
日本に根づくか? 新型ショッピングモール


エンクローズド・モールは過去のもの

 筆者が客員研究員としてスタンフォード大学へ発った2006年前後に、日本ではショッピングセンターにスポットライトがあたるちょっとした「出来事」があった。それは、イオンモールとダイヤモンドシティ(両社は2007年に合併)による「郊外型ショッピングセンター」、東京ミッドタウンや表参道ヒルズなどの「都市型高感度ショッピングセンター」、JR東日本ステーションリテイリングによる「エキナカショッピングセンター」(ecute)などの開業である。

 これらは、内外装もあか抜けていて、魅力的なテナント群をそろえることにより、鋭い日本の消費者の購買意欲をジンジン刺激し、オシャレで、便利な商業施設として定着した。
 これらの大部分は多数のテナントをビルの大きな屋根で一体的に覆ったボックス型の施設で、米国ではエンクローズド・モールと呼ばれるものである。だが、米国では現在、この種の屋根を外したオープンエアのショッピングセンターが人気で、いわゆるクッキーカット・スタイルのエンクローズド・モールは過去のものといった見方がなされている。

オープンエア型の代表

 オープンエア型ショッピングセンターの代表がライフスタイルセンターである。これは、アンカーテナントを持たないフリースタンディング店舗の集積型施設で、意匠を凝らした建造物群と、遊歩道や噴水などを伴った美しい景観を湛え、シネコンや上質なレストランなどのエンターテインメント施設を内包し、加えて購買に便利な店舗前駐車場を備えたのものと、一般に解されている。ここは、来場者にとって単に商品を購入する場を超え、長時間滞留して自分なりの生活(ライフスタイル)を楽しむ憩いの場を形成しているのだ。

 このような商業集積の形態は、歴史をひも解けばかなり古くからある。1922年に開業した米国最古のショッピングセンターといわれるミズーリ州カンザス・シティのカントリー・クラブ・プラザもオープンエア・スタイルである。ここは、スペイン風の建築様式を取り入れた120以上の小売店舗群と、ヨーロピアン・テイストのアートや噴水などを備えた立派なライフスタイルセンターであり、現在でも人気が高い。

 しかし今日の米国ショッピングセンターの主役を演じているライフスタイルセンターは、エンクローズド・モールの代表である画一的なリージョナル・ショッピングセンターからの消費者離れにより、1990年代から巻き起こったニューウェーブの産物だ。統計上はいまだ200ヶ所にも満たない水準だが、新規開発物件の多くがこの形態であり、増加の一途をたどっている。

 態様面では、すでに明確な多様化傾向を示しており、カリフォルニア州ラスベガスのタウン・スクエアにみられるような世界の伝統的な建築様式を建物に取り入れた「本格トラディショナル志向」のもの、カリフォルニア州グレンデールのジ・アメリカーナ・アット・ブランドのように広大な噴水広場と休憩施設とを配した「アメニティ志向」のもの、さらにテキサス州オースチンのザ・ドメインのように7万坪にも及ぶ巨大な敷地に小売テナントやレストランだけでなく、オフィスやレジデンス、そしてホテルまでも組み込み、それぞれの相乗効果を狙った「ミニシティ志向」のもの、などに開発ベクトルの分化がみられる。

日本での本格的普及に期待

 日本でも米国を見ならい、徐々にライフスタイルセンターへのチャレンジがみられ始めている。だが、本格的な米国流ライフスタイルセンターの登場はこれからだろう。異論はあるものの、筆者は今後、この種のショッピングセンターが日本でも増えていくと予想している。

 沈滞する経済のもとでも、日本には富裕層が多く、自分なりのライフスタイルを確立し、それを大切にする人々が少なくない。かつ昨今、スローライフや自然派を信奉する人々は増加する趨勢にある。明るい太陽の下で開放感あふれる街路風景を楽しみながら充実したゆとりのある時を過ごしたいという人々が増加傾向にあるのだ。

 そのような人々に、ライフスタイルセンターは、絶好の憩いの場を提供してくれる施設だと筆者は思っている。

(野口 智雄/早稲田大学社会科学部教授)

この先生がなんでそんなもんを期待するのかはよくわからん。「日本でも米国をみならい」とあるよーに、オイオイ、な感じがムンムンする先生である。とはいえ、大規模SC時代の終わりのはじまりにさしかかったとメディアで盛んに喧伝される昨今、なるほど次にやって(こさそうとしている)のはこのタイプとは思う。

まあどっか他所の国の電灯様式を真似る・・・とかいうのはハウステンボスやスペイン村で散々失敗しているのでもう日本じゃ無理だろーと思うけど、オープンエアや様々な業態の組み合わせなど、従来型の商店街をやや変形させたらそれでできるものも多い感じはする。というか、先祖帰りというか。

帯屋町の衰退は激しい。あと数年持つんだろうかというぐらい徳島化が進んでいる。その一方でイオンSCはまだまだ人だかり。たぶん、構造的なところから変えて行かないことには、もうダメなのは時代の流れ。まあそこでこのアメリカ先生の記事を逆向きにしてさらに斜めから見てみたら、「アメニティ」やら「ミニシティ」という考えかたは今の街に欠けている考え方ではあるなあと思う(まあアメニティという言葉自体は90年代っぽい古い言葉だけど)。

そもそも高知は憩える広場がない。中央公園はガチガチに固められているし緑陰も少ない。てゆか、街中の公園はどこもかしこも陰が無い。公園というよりもどっかの建築の屋上庭園程度の公園しかないから、あまりひとがいない公園ばかりだ。てゆか、暑い公園ばかりだし。
心地よい陰に人は集まる。公園前のでっかい傘のところにすら、なんだかんだいうて人がいっつも座っているように、そういう場所に人はなんとなく寄せ付けられる。そんな場所、それもまあまあの大きさがある場所があれば、気持ちがいい。
無料の駐車場に気軽に入れるトイレ。「イオンにあって商店街にないもの」よりも、「街にしかないもの」を模索した方が、よっぽど面白い。そのキーワードは「気持ちがいい」ということ。いや、トイレはあった方が確実にいいですけど。

なんか、そんなことを思った記事でした。


コメント

トイレの事、私もそう思います。
一人で街中に出かけてもよおした時に、行きたいトイレがありません。
(某デパートも…)
で、ダッシュで家に帰ります。

イオンだとトイレは、広くて、いっぱいあって、キレイで、完全個室。
身障者やお子様連れにもやさしい。
特に買いたい店があるわけではないけど
その点で長時間居ても快適です。

一番考えて欲しい場所ですよね。

トイレはホントに必要ではありますね。
1−2丁に一個あれば安心・・・

でも、思えば昔は別にそこまで要らなかったんですよね。この街でずっと買い物してきたわけですが、たまたまイオンというクローズドモールに触れたとたん、トイレが必要なように慣らされてしまった。
子どものいるひとが絶対的にイオンを選択するのと同じように、ひとは便利なものを知ってしまうとそこから戻って来るのはさあ大変ですしね。

「買いたい物がないけど快適だからいる」というのも、なんだか深イ〜。商店街主に一番聞かせたい言葉かも知れない。

私は歳と共にトイレは絶対条件になってきました。もっと高齢の方々も、きっとそうではないかしら?

そして、商店街は、「買いたい物が無いから」あんまし行かないです。

と、言う事は、商店街ワンブロックごとの空き店舗にステキなトイレをいくつか作れば…(^_^;)
(絶対に洋式の!!)
きっとウリになるのではないでしょうか??
(足湯とかではなく…)

西秦泉寺にいたころは、あまりのイオンのトイレの気持ち良さに通ってた・・・
さて街のトイレ。とりあえずおいらは街でのトイレはいつも決めてるかも。まあ落ち着くのはセントラルですなw パチンコ屋のトイレはだいたい落ち着く。
トイレは帯屋町全店無料開放とか? 金がいっさいかからんし、ちったお店側が緊張感をもてるかもと。

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