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2008年09月17日

●なぜ、人々は東京へ向かう

人々は、東京へ向かう。

◇高知に戻ってもう10年。そのあいだに、結構たくさんのまわりの人々が、高知を去って東京へ向かって行った。出て行った人々の多くは帰ってくることなく、もしかすると帰る機会も失ったまま、東京で暮らしている。
東京という場所に暮らすことは、何かを得ることにつながるはずだ。高知のような生ぬるい街では得られがたい経験やつながりが東京では得られるはずだ。しかし、なぜかそういうことを思う友達たちの口からは、意外とその他の都市や国のことを聞くことがない。
大都市だけで考えても、おそらく東京と大阪では学ぶことは見ることは全く違う。京大・阪大・神大の学生が、おいらの知る限り見事なまでに性格が違うように、京都・大阪・神戸の三都もまた違う。札幌や福岡、名古屋も、それぞれ九州、北海道といった地域を束ねる大都市ということもあり、関東関西の大都市よりもどこか深い、変な濃密さがある。そして、それぞれの都市が東京とは全く違う経験を与えてくれるだろうな、と思う。
だけど、この10年の間に、そんな東京以外の大都市を選んだ人は誰もいない。まあ関西は東京一人勝ち時代の構造不況に喘ぎ続けているから、行かないほうがまともなのかも知れないけれど、一人ぐらいそういう人がいてもいいものなのに、少なくともおいらのまわりではみかけない。


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