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2008年05月15日

●山岡さんと雄山の歴史的和解

DSC_0724.jpg
「美味しんぼ」といえば大学1年生のときのこと。
朝の10時から11時までの2本連続の再放送にすっかりはまり、
単位をいくつか落としたのをまずは思い出す。

雄山と山岡の、「実は」いまひとつ理解に苦しむ親子の確執。
どこが勝負の見極めどころなのか、いまひとつ分からない至高と究極の争い。
いくら高給取りが多い新聞社とはいえ、連日「岡星」に通える、いまひとつ想像できないその余裕。
土佐人なのにすっかり関西人と化している京極さんの、いまひとつ曲がった郷土意識。

いろいろないまひとつを抱える漫画でありアニメだった「美味しんぼ」だけど、
その物語の柱も柱の親子の確執がついに終演ということでちょっとだけ大騒ぎである。
今朝なんか「とくダネ!」でもニュースになったりして、
これまたいまひとつ理解に苦しむ事態になっているのである。

で、で、でもやっぱり気になるので、昨日買いに行ってみました。
で、かーるく泣きました。
決め台詞は、中川を通じて雄山が山岡に伝えた
「このワインが飲み頃になったら、飲もうとお伝えしろと・・・・」。

嗚呼、なるほどこれはニュースだわ。
早速ワインを持って美食倶楽部での面会。
決して笑顔ひとつ見せない雄山と山岡なれど、
二人がこうしてワインを交わす風景など、少なくとも16年前には想像もつきませんでした。

あとは、これから先。
暫しの休載を挟んで日本全県味巡りを軸とした展開になるようだけど、和解しちゃった上で親子対決なんてものが成立するもんかどうかという点。
まあそこは親子とはいえプロ同士だから、なんていう風に考えたらいい訳ですが、そこをきちんと描写できるのかどうか、気になるわけです。
今回の話を読んで気になったのが、大学時代に読んでいた「美味しんぼ」に比べて、ずいぶんと心理的なところの表現力が落ちているという印象があったもので、はい。





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コメント

 美味しんぼは確かスピリッツに連載されていたような。息子が単行本を購入していたのでちらちらと読んではいましたが・・。
 
 なるほど「和解」は大きな社会的な事件であり、最近では島耕作が社長になったと同じくらいかそれ以上の事件でしょうか。

 雄山と山岡が実際にいたのなら、吉兆も緊張感を持って接客していたでしょうし。

 グルメ料理ばかりでなくギョーザのような大衆が食べる料理についての対決もあれば良いのにと思いましたが・・。

>今回の話を読んで気になったのが、大学時代に読んでいた「美味しんぼ」に比べて、ずいぶんと心理的なところの表現力が落ちているという印象があったもので、はい。

 たぶん今の社会性を作者が取りこんでいないからかもしれませんね。

 料理漫画でも「クッキング・パパ」のほうが等身大で、リアリティを感じますし。毎回レシピが情報公開されているのが嬉しいですし。

 美味しんぼは確かスピリッツに連載されていたような。息子が単行本を購入していたのでちらちらと読んではいましたが・・。
 
 なるほど「和解」は大きな社会的な事件であり、最近では島耕作が社長になったと同じくらいかそれ以上の事件でしょうか。

 雄山と山岡が実際にいたのなら、吉兆も緊張感を持って接客していたでしょうし。

 グルメ料理ばかりでなくギョーザのような大衆が食べる料理についての対決もあれば良いのにと思いましたが・・。

>今回の話を読んで気になったのが、大学時代に読んでいた「美味しんぼ」に比べて、ずいぶんと心理的なところの表現力が落ちているという印象があったもので、はい。

 たぶん今の社会性を作者が取りこんでいないからかもしれませんね。

 料理漫画でも「クッキング・パパ」のほうが等身大で、リアリティを感じますし。毎回レシピが情報公開されているのが嬉しいですし。

そうですね、島耕作も事件でした!
でも美味しんぼが島ほどに力がある???・・・というフシギもありますが(笑)

美味しんぼの描写力。
これは「こち亀」でもいえるんですが、
コマ間の関係がぶつ切りになって、
なんとも読みにくいんですね。
漫画って小説と一緒で「行間」で読むもんだと思ってるんですが、その厚みがすっかりなくなってる。

社会性の取り込みが不足しているのも確かなんですが、それ以上に漫画の表現力がどうかなあという感じがします。

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