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2007年10月03日

●東京小旅 新宿やら六本木やら

いったん書かなくなると書かなくなる。
文章から離れたらいかんなあと思いつつ、ここ2ヶ月完全にブログ離れしてましたな。

さて。8月は半年ぶりの東京。
今年の2月、3月の東京は横浜とか池袋とかだったので、今回はかつての東京時代によく遊んでた新宿を本拠に活動。

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とりあえず、高速バスは朝早くに着きすぎる!ということで、新宿駅到着後は10年ぶりにゴールデン街方面へ。開発の噂を聞いていたので、もう無くなったかと思ったら全く昔と変わらぬ佇まいなんですな。
こういう空間って、貴重ですな。吉祥寺の横丁はそのまま残っているらしいけど、最近の東京は何処行ってもなんだか大開発ばかりで、こういう人のサイズのところが徐々に消えて行ってる。新宿の西口の横丁も消えるとかいうし。


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そこからダラダラ歩く。
新宿、なんだかずいぶんこぎれいな街になった印象。石原知事がずいぶんと張り切って安全な街・新宿に仕立てたというけれど、なるほどと納得。そういや93年頃、東京に一週間くらい滞在して、「東京悒景」という写真シリーズを撮ったことがあったんだけど、その頃はちっと東京の中でも大阪のような猥雑さがあって面白かった。雨上がりの街に晴れ間がぎゅーっと差し込んで、光と陰がずいぶんと強調された写真たち。
その頃は南口もまだ再開発途中だった。松坂屋までの道沿いには赤線の名残のような建物がちらちらとあって、南口の広場もなんかとりとめもない空間でしかなかった。だけど、今はずいぶんサイケデリック。改札から大きな階段がおりてきて、その先ではミニスカートのお姉ちゃんが団扇やティッシュを配ってる。

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まあ夜の宿も新宿に取っているので、目的地である六本木の東京ミッドタウンへ。
ここミッドタウンはなんつかちょっと六本木ヒルズよりもお高い感じと聞いてはいたけど、商業ゾーンとかは思ったより狭くて、意外と拍子抜け。
とはいえ入っている店は高知じゃまずお目にかかれないような高級店(値段が)ばかり。まあでも触手の動く店はそうそうない。むしろ静かにムカーとくるのが、地方の産品でデザインが「とんがってる」のばかりを集めたお店。ミッドタウンの中でも結構賑わっている方のお店だったんだけど、妙に地方産品もこういうところに媚びてしまうとつまらんなあと感じてしまう。
唯一興奮モードになったのは、小泉誠や柳宗理のキッチンアイテムを集めたお店。本でしかみたことなかった小泉誠の箸置きなど欲しい! だけどまあ実際には箸置きはそうそう使わないので、小泉誠のケトルを購入。

んで、昼〜夕方まではJAGDAの写植のトークを傍聴。面白いけど、実際に写植をできるようなところはもう高知には皆無なので、いまひとつ実感できずに消化不良。

夕方からは青山ブックセンターの六本木店で書籍アサリ。デザインやら地域やらの本を探すけど、思ったよりいまひとつで、そういや高知にゃ洋書をゲットできる店がないなあ・・・などと思いつついくつか洋書などゲット。
まあ洋書は別にそんなにおいらも需要しないけど、書籍系の充実してなさは地方でも高知はピカイチかも知れませんな。
そもそも公共交通の発達してない高知では、本を読む時間がないもんねえ。
東京や大阪とかなら、通勤通学のちょっとした合間に読書の時間が取れるけど、そういう時間を持てるのって、実際高知じゃ高校生だけというか。

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その後、東京でコンサル勤めしている友人と合流。この方は九州出身だけど、東京を拠点に四国やその他あちこちの地域計画をやっている人だ。今年はじめ、経産省の知り合いの人から街なか活性化の関係で話をしてやれいとの電話が縁のはじまり。高知のコンサル仲間が全滅した中で、いろいろと興味深い話がきけるのだ。
んで、麻布十番の蕎麦屋で氏がたまに行くという蕎麦を食らう。氏も地元九州へいずれ帰るかどうかの迷い時らしく、田舎は田舎でしんどいぞーという話など。

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そして新宿。12時を過ぎてもこの人の波。高知も金曜の夜は人がたくさんだけど、なんで12時にこんなに人がいるんだ!とちょっと呆れてみたり。

東京はまめにくるべきだとは思うけど、なんだかくるたんびに「高知やばいっしょ」と思うのはなんでだろう。
最近までは、東京をみても「高知はいいねえ」と思っていたんだけど、ねえ。