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2007年01月03日

●アルファベットな交差点、意味不明

pic202.gif

なんかまたよくわからんことが始まってますなあ・・・

去年の秋くらいから突如市内の交差点で散見されるようになり、暮れには一斉に県内メディアが取り上げ始めた「街中の謎のアルファベット」。
調べてみると「ココ!マーク高知」という県が推進している社会実験らしい。

この事業の解説ページによると・・・

ココ!マーク高知(高知県交差点記号化プロジェクト) 高知県では、よりわかりやすい道路づくりのために、アルファベット1文字を交差点に標示し、道案内に活用する社会実験「ココ!マーク高知」を実施しています。  国道32号(県庁前〜高須新町、高知駅〜はりまや橋)や追手筋にある信号機の横に「ココ!マーク」を取り付けて、「交差点をみつける目印」として、観光ドライバーを始めとする道に不案内な方に活用して頂きます。そのために、案内標識にもココ!マークを標示し、観光客向けの地図にもココ!マークを載せる取組みを行っています。  この情報を取り込んだ実験専用カーナビを車に搭載して、走りやすさや安全性の検証を行ないます。また、高知城周辺では、歩行者を対象とした実験も行なう予定です。観光事業所へのヒアリング調査も予定していますので、皆さんのご協力をお願いします。

なんだおい結局専用カーナビが必要ということかい。

なんだかその段階で・・・???!

実用段階になった時にどうやって普及させるつもりなんだろう。

そもそも交差点を見つける目印とはなんだ?
map_koko.gif
高知は、なるほど確かに道の説明がしにくい土地だ。
もともとは中島町通とか八幡通比島街道といった素敵な「通り名」が高知にもあったのに、旧町名が消えた関係でかなんでか、すっかり廃れてしまった。

たとえば、高知ICからまっすぐ南に下がる「地球33番地通(この名前自体、今調べていて初めて知ったんだが)」と電車通りの交差点・・・すなわち「知寄町の交差点」の説明はしにくい。県下一の交通量を誇る交差点なのに、交差点に目印となる建物もなく、説明のしようがない。
蓮池町の一汁三菜界隈(旧スリーエフ)にタクシーで行くという場合も意外と説明がしにくい。蓮池町、南北の駅前通と追手筋の交差点、ヴィトンのあたり・・などなど各種の説明はできるけど、びしっと一言ではいいにくい。

比較にはならないけど、説明がしやすい都市の代表格は京都や大阪だ。通り名がはっきりしているので、とりあえず通り名さえ掴めればあとはなんとかなる。たとえ御幸通が分からない人でも、河原町通から何本西とかそんな説明がつくし、河原町五条から堀川九条に行きたければとりあえず四条分南へ行けばいい。

交差点が曖昧。そういう不便さが確かに高知にはある。だから、こういう社会実験の考えが出てきた。それはようわかる。


だけど、それでいきなりアルファベットていうのも、ちと飛躍し過ぎではないかいの?


案外このプロジェクトは、あちこちの飲み会で話題になっている。
それはそれで大成功だとも思うんだけど、いまのところどの飲み会でも否定的・・・
たとえば、各看板についている矢印が何を意味しているのか???(どうも北らしいという見解ですが)
その記号が果たして何を意味しているのか???
単なる記号は気味が悪い(よくエレベーターとかにマジックで描かれている謎の絵文字のようなイメージ)!

・・・なによりかにより、アルファベットという無機質な記号が地理のイメージとかけ離れている!

そんな意見が大多数。
そして、最後にみんな金がもったいない・・・と。

なるほど確かに。こんな実験をするなら功名が辻な去年でしょう!
観光客激減必至の2007年にこの実験、果たしてどこまで効果があるのやら・・・


専用カーナビがあればそこそこ便利なのかも、と思い想像してみる
ニュースでこのプロジェクトが紹介されていた時、アナウンサーが実乗体験をしていた。
「まもなくの、Bの交差点を右折」とかいったような音声案内があって、それに従えば目的地までまっすぐ着くと。
でも、最近のカーナビは目的地設定さえすれば、200m先の交差点を右折とか言ってくれるわけで、
「まもなくの、Bの交差点を右折」と言われてもあまり効果に違いは無いんじゃないかとカーナビユーザーとしてはふと思う。

また、もしこれが高松や松山の事業であったとして、果たして本気で使うのかな・・・とも想像。
まあおいらのカーナビは安物だけど、それでも不便は感じない。
むしろ、カーナビのない人用に、案内看板自体の方を充実させた方が良いのではないか???


記号の意味の「ある」「なし」が一層の混乱を産む
解説ページでは、アルファベットの意味について以下のような解説が。

アルファベットはそこの交差点名にちなむ1文字から考えられています。例えば「はりまや交差点 Harimaya」→Hとなります。ただし同じ記号が隣り合ったり近くに来ては混乱するので、そこにちなむ文字とならない場合もあります。

なんというか、この支離滅裂さがまた混乱を産んでいるような感じがする。

(帯屋町筋)
県庁→U
けんちょのU?

冨士書房前→R
丸の内すなわちMARUNOUCHIのR? 普通にMで良かったような感じがする・・・

(電車通)
県庁前交差点→K
KenchomaeのKで確定

高知新聞社前→J
電停は高知城前なので、JohのJで確定

大橋通→D
大橋DoriのD?

中の橋通・電車通交差点→N
NakanohashiのNで確定

はりまや橋→H
HarimayabashiのHで確定

比島街道→Y
意味不明。たぶんここは解説でいうところの「ちなまない文字」ですな

かるぽーと前→L
意味不明・・・まさかculportのL? 普通に新堀とか四ツ橋のSやYのイメージですが・・・

菜園場→E
saEnbaのE? なんでSじゃないのだ?

知寄町→C
ChiyorichoのCで確定

高須→T
TakasuのTで確定

(追手筋)
高知城前→ F
現在図書館や文学館のある藤並神社のF? castleのCとかの方がしっくりきそう・・・

土佐女子前→G
tosa-Girl-schoolのG? むしろHiromeのHの方がわかりやすい・・・

追手前高校前→W
WowtemaeのW? まさか!

リブロード北西→A
意味不明

グリーンロード→Z
全くもって意味不明。なんでGじゃないのだ?

蓮池町通→M
意味不明

(その他)
高知駅→S
StationのSで確定

高知橋→B
BridgeのBで確定・・・と思われる

大津バイパス南金田→F
意味不明。33番地が近いんだからここだけは33にするとかねえ・・・

北環状線(高知IC前)→K
KitakanjosenのKで確定・・・????

追手前高校北東→V
意味不明

愛宕町→T
意味不明。まさかaTagoのTとかいわないですよね・・・普通ここがAなんじゃあ・・・


結局、アルファベットの付け方には、

1.英語/高知駅のSなど
2.地名/はりまや橋のHなど
3.地名の部分取り/高知城前のJなど
4.適当/追手前高校北東のVなど

の4種類があるということのようですな。推測ですが。

ああ・・・やっぱりわかりにくい・・・

あまり地元に馴染みのない人が決めたんでしょうかね?
それかよっぽど頭のいい人か・・・
とりあえず、こういうことにいくらぐらいお金が回っているのか気になりますが、いかがなもんでしょ。






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交差点とかで写真みたいなアルファベットを見たことないですか? 「ココ!マーク高知」という県が推進している社会実験らしいです。 ... [Read More]

コメント

ちょこっと関係者から聞いた話・・・外国人など日本の言葉を理解できん人などにもわかりやすーい、ユニバーサルデザインでアルファベットになったらしい。・・・そもそもそんなにたくさん外国人は高知に来るか?!。逆に大切なものを自ら壊すような実験やとも感じてしまう。

今回のプロジェクト対応版の「高知中心部MAP」には英語のかけらも見えないけど・・・

日本の言葉を理解できん人向けにつくる=日本の言葉や文化を理解させる必要は無いていうことか。

なんかおかしいよねえ。なんかこういう、こと土木に関連する新しい施策って、「ひとつの目的」に向かって突っ走るあまり、いろいろな勘所を忘れてしまっているような気がする。

ちなみに高知の外国人観光客数は日本最下位
http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/7225.html

言うてやれ、言うてやれ! しかるべきところにもっと声を大にして言うてやれ!。
大学等で研究ばっかりしている先生方は事業のアイデアをシーズから入るからこうなる!。あの人達の頭の中味は、(“私の技術的シーズ”=“ニーズ”)というなかなか傲慢な公式が渦まいちゅう。
だからいろいろとムダな投資があるんよ高知は。その見極めが下手な行政も行政やけど。

ところで、コメント欄の文字を強調したりするのはどうしたらええの?

トラックバックありがとうございました。

今回の実験は、おそらく約3年前に東京の地下鉄で始まった、駅のナンバリング表示(発祥はソウル地下鉄)に倣ったものでしょう。
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2004/02/20e2rf00.htm

発祥であるソウルの地下鉄に乗ったことがありますが、このサインシステムはなかなかのお役立ち物でして、ハングルの皆目分からない私でも、この表示を参考にすれば、地下鉄を乗りこなすことができます。決して効果がないわけではなさそうです。
おそらく、「アルファベットな交差点」の提言者は、鉄道である程度成功を収めたナンバリング表示を、道路に適用してみたかったのでしょうね。

ただし、ソウル・東京の地下鉄での実践例と、今回の実験では、大きく違う点があります。

東京・ソウル地下鉄での導入は、日本語・ハングルが読めない外国人を対象としたものでした。たしかに、日本語・ハングル表記に馴染みのない外国人にとっては、地名を記号表示することで、識別性は大いに向上します。
しかし、今回の高知での実験は、紹介ページを読む限り、別に外国人を対象としたものではないようです。日本人を対象とするなら、無機質な記号表示は、逆に地理的把握がしづらくなるのでは?

関係者談ということで、「外国人を対象にした」という話もありますが、そもそも外国人観光客で、車を運転して日本国内を回る人ってどのくらいいるんでしょうか。むしろ、こんなことに金を使うぐらいなら、公共交通案内のユニバーサルデザイン化に労力を割いた方が受益者は多いように思います。

余談ですが、はりまや橋交差点といえば、これはいつになったら修正されるのかな(ここ半年間チェックしていないので、もう修正されているかもしれませんが)。
http://www.makoto.ne.jp/road/roaddata/harimayabashi.html

高知は意外と新政策に[弱い]ような気がせんでもない。おいらは大学が傲慢とは思わないけど(それが研究というものだという感じはする)、なんか常に自分たちの生活との不一致感はある。それが将来必要なものになるのかも知れないけど、これすばらしいでしょ!つかっていよ!みたいな、どことなく押しつけ感があるのが好きになれぬ・・・まあ高知は行政が大学や「先生」が好きですからね、大学がGOといえばそれでよしとしてしまう体質に問題ありですよ。
以下のリンクは、この事業のサインのデザインをされた関係者の記事。なるほど東京なら必要かもなあと思うけど、高知や富良野のような小さな街で必要かどうかは、やっぱり抜けている。
http://blog.so-net.ne.jp/egg2006/2006-12-20-1

ちなみに文字を強調するには<B>と</B>で囲うと太くなりまする。

まぐろさん
どうもこんにちわ。
駅のナンバリングは、JR四国も一斉にやりましたね。慣れている人間には意味が無いけど、慣れていない人にはあったら少し便利かなあと思いました。高知道のトンネルに10/19とか番号がついているのと同じような感じで。
まぐろさんのおっしゃる通り、サインのユニバーサルデザイン化の方が間違いなく先です。また、個人的には通り名を単純に復活させていく努力をするだけでも結構道案内は便利になるような気がします。
「地球33番地通り(この名称はどうかと思うけど)を北にあがって、北環状線を左折してすぐのツタヤの裏に、沢田マンションがあるでよ。」
これでいいはず。

それにしても32-33号線の混乱表記、おもろいですね。気がつきませんでした。

現実には役に立たない実験ですね。
 お正月にかるぽーと前を歩いていましたら、岡山ナンバーの車に呼び止められました。
 中高年のご夫婦でした。
「はりまや橋と、高知城はどういけばいいの?」簡単に説明しました。相手の地図をみながら説明しました。

 はやくもローマ字の記号は忘れています。このご夫婦はカーナビのない車でしたし、粋がありませんね。

 誰を対象にしている事業なのかわかりません。無駄遣いであると思いました。

うーん・・・・
私も帰省して実物にお目にかかれましたが、感想はどうみても???でした。
アルファベットも暗号めいていますし、主要な交差点すべてを網羅しているわけでもない。上町二丁目や河ノ瀬には確かなかったような。

タケムラさんのおっしゃる通り、街道名の復活とその標識の充実が観光客にとっても分かりやすい道案内になるでしょう。

また、高知の場合は、路面電車とその電停がもっとも大きな目印になっていると思います。電車通りに近い施設の場合は、「○○は、□□電停の北側歩いて200m」などと言うのが最もわかりやすいですよね。都市のシンボルとしての路面電車の機能をもっと活用してほしいと思います。

あと、どうも関係者はマイカーで観光客を呼び込むことばかりしか頭になさそうですね。

けんちゃん>なんでもカーナビを借りることはできるそうです。でもそんなインフォはほとんど流れていない。なんか勿体ないですよね。せっかくやるならやりきってほしいもんですが。
こんな公開度の低い、だけど異常に目立つ社会実験て一体なんですかね? で、どこかで選ばれし被験者が「便利だった」と予定調和な解答をすれば、この看板はいつまでも交差点で光り続けるわけで。

やっしー>看板がある・ないでも、なんか微妙な不安感がありますよね。
なるほど、確かにこのプロジェクト、路面電車に公共交通、ここらへんは見事に無視されてますね。空港からレンタカーで市内に来るというのが大前提みたいですし。まあ道路と観光、建設業系の人たちが協議会を組んでるようなので、致し方ないのかも知れません。いや、致し方ないというより、「そうなってしまう」のか・・・

「ココ!マーク高知」っていう社会実験。なるほど。
僕は「北環状線(高知IC前)→K」をよく通るので、その時に最近標識に「K」ってアルファベットが出てたのが気になってました。
なんのK?「K」という基準点を探してました。
こないだ信号の横にその「K」があるのを知って「これか!?」と、ちょっとした感動も覚えたんですが、すぐに「わかり難!」と吼えてしまいました。実験段階だからあのサイズなのか、でもいくら信号横にあっても夜とか雨でも降ったら見過ごしそうなほど小さい標識だと思うんですが。。

たとえばポイントに絵柄もつけて、カントリーサインみたいなのにして、スタンプラリー的な事に使えたら。全部写真に収めてコンプリートすると記念品♪みたいな。いや、某番組の企画を高知県でやってみようとしたら思いのほかカントリーサインが無かった事に悔しい思いをしていたもので・・・汗

アルファベットの付け方って4種類もあるんですね。。そこは統一すべきじゃないんですか?やるなら。だってなんだかやりたい放題?な感じがします。

コジマ!?
それよりは沢マンの「S」であってほしいものです(笑)

付け方はあくまでおいらの想像ではありますが、なんぼ想像しても無理があるところが多くて、それだけで疲れました。たぶん、このマークのアルファベットを設定した人って、どこで人がストレスを感じるのか、いわゆる「ひとのきもち」には頭が行ってないなあ、と思いましたね。

はじめまして^^
大橋通り近辺で働いてるのですが、
このアルファベット、気になってました。
すっきりはしましたが、イライラしました。
無駄金遣いやがって。。。。あほう。

こうゆうのを「地域ITS」ってゆうてるんですが、
無駄が多いって正直思う。
十和村の「歩行者ITS」もそう。
あんな見通しのええ道路に「歩行者がいます」の電光サインシステムが必要か?

この取り組みを進める委員会でええ加減我慢ならず、
「まちづくりのビジョンも持たずに行き当たりばったりなITSは迷惑!」
と吠えてきました。
ワタシにはITSオタクの自己満足にしか思えなくて。

いまごろ返事。
でもなんだかんだいうて、たくさんのお金が國から落ちるんですよね、こういうのって。
いや、地域ITSだけでなくて、なんでそんな研究にウン千万?というのは多いです。ある大学では、研究室にウン千万が落ちて云々ということを自慢げに聞かされたことが(複数回)あるのですが、果たしてその研究が地域のためになるんかな、と思う事しばしでした。
まあ研究にウン千万入れるのもいいけど、NPOへの助成で色々頑張っても50万とかいう世界も見ていると、なんだかビミョーな違和感を感じます。
まあこれはコンサルにも言えることではあるのですが。。。

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