●エムツウでフランス。

この前川さんがつくるバッグがおいらは好きで、5年くらい前に購入して以来ずっと大切に使ってきました。そして、アトリエエムツウ自体、この夫妻がかなりの部分をつくられたものなのだそうです。その素敵すぎる店はもう高知で他にはない!というぐらいのもので、一切の誇張ではなく全国からお客さんがやってきています。まーとにかく素敵な訳ですよ。
今回の展示は机や椅子、鞄などがメインで、それぞれ鉄や流木、革などが丁寧な細工と色使いでまとめられています。もうどれもこれも欲しいのですが貧乏たれのおいらにはとても手が出ません。ほしい椅子は6万円。いずれの新居に置きたい!と思う流木でつくられた大きな椅子は16万。
がー
スライドレクチャーは、夫妻が久しぶりに訪れたというフランスの蚤の市からはじまり、色を追い求めて訪れた「白い崖」や「赤い土の丘」、フランスの玄関扉、修道院の光云々へと及び、たっぷり一時間。その色の美しさやフォルムの美しさが、前川さんの作品に直接間接的に強く影響していることを感じます。そしてまた、おいらもこのレクチャーをみて「高知の色」を記録することにしていこうと思いました、はい。まあまずは漁港から。
レクチャー後は、前川さんとしばしお話。鉱物から生まれる「色」のことを話しているうちに、チューブの発明とともに野外へと出かけた印象派の画家たちは、同時期にうまれた「写真」との差別化をはかるために抽象的具象へと流れて行ったという話になり、そうこうしているうちに同じく印象派が強く影響を受けた広重や写楽といった日本の画家たちが「時間」を絵に刻み込んでいるのに対し印象派の画家たちは「光」に着目していることへ。
たとえば広重の「雨」の描写なんていうのは、西洋じゃ考えられないわけですよ。逆に、印象派の光の「点」を描くという行為は日本じゃ考えられないし、写真の登場なくして考えることができないものなわけですよ。。。1800年代の美術というのは、それまでの宮廷美術から大衆美術へと転換した時期。さらに写真の登場や植民地時代を迎えての東西文化のぶつかりあいなど、この時期の美術家たちの葛藤や美術の変化というのはとてもエキサイティングだったんだろうなあ・・・という話です。
いやー最近あまり美術史的な話はしてなかったので、おもろかったです、はい。
アトリエエムツウ/ギャラリーエムツウ・・・ホームページおいらが担当しました
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コメント
面白そう!
行きたかったなぁー
うちのお母さんも行ったみたいで
お世話になりましたって言ってましたよー★
Posted by: mirai | 2005年12月04日 21:38
こんにちは。お久しぶりです。2級ビオトープの本を借りたヒトです。
高知ブログアンテナに【棚田再生事業】を登録していただき、ありがとうございました。って、すっげー前の話なんでしょうが。ワタシ、メンバーなんです。今年は2升の米を直播して、4升の米が取れました。農業ブラボーですね。
ところで、アーカイブが分かりやすいんですよね。takemura
さんのブログって。参考にしなきゃ。
ではまた。
Posted by: ryo | 2005年12月05日 00:32
miraiさん>ども。展示は6日までやってますからねーぜひこちらに。
もうたぶん売り切れているとは思いますが、やはりいつかは買いたい!と思うに十分の作品群。都会でもないのにああゆう作品がみれる高知は、やっぱり幸せですよ。。。
ryoさん>久しぶりです。またえらい昔の話を(w
アーカイブの構成は、だいぶ見直しに見直しを重ねてこの形になりました。
もとは
http://artifact-jp.com/mt/archives/200307/newstemplate.html
のテンプレートを使っていて、これを細かいところでいじり続けてできたものです。。。
使いやすいので、もしMovableTypeなら、ぜひ。。。
Posted by: 18タケムラ | 2005年12月05日 01:18
いずれの新居に置きたい!と思う流木でつくられた大きな椅子は16万 >
ね〜、私も欲しい。いずれの新居ね、来年くらいかな ? 遊びに行くき。
私は作品になるはずの流木が床でゴロゴロしててある意味自然のまま、
アウトドアライフですよ〜スリッパなしじゃ怪我しますき。
Posted by: mari | 2005年12月05日 07:04
遊びにおいでー!
うちも流木はたくさん拾ったけど未だ作品になったのは一個だけ(w
それも91年ですから大昔です。(w
多摩川で拾った流木に猫の骨をくっつけたやつですな。
しかしあの椅子はすごいね(写真の奥に写っているやつです)。
まり宅においたらどうなるろう(笑
Posted by: 18タケムラ | 2005年12月06日 00:20