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2005年10月20日

●「高松アジト×高知遺産」へ、どーぞ。

 21日夜、高松TMOセンターにて「高松アジト×高知遺産 〜「まちなか」のきりとり方、活かし方〜 」が催されます。おいらも大阪に続きまた喋りに行きます。。。近郊の方はぜひご参加を。。。


高松アジト×高知遺産 〜「まちなか」のきりとり方、活かし方〜
 昨年から、まちなかで生活する便利さ、心地よさの発信を試み続けている「まちなか再生懇談会」。
今回のイベントではまちなか居住とリノベーションの実例を集めた冊子「TAKAMATSUまちなかアジト×リノベーション」のお披露目を兼ねて、高知市内を中心に活動する「高知遺産プロジェクト」とコラボレーションし、まちなかの楽しみ方を広く発信します。

日時 : 10月 20日(木)16:00〜20:00
21日(金)11:00〜21:00
22日(土)10:00〜18:00
場所 : TMOセンター


イベント内容
1.パネル展示(20日〜22日)
TMOセンターにて、「TAKAMATSU まちなかアジト×リノベーション」のパネル展示と「高知遺産」に紹介されている写真展示を行います。

2.トークサロン(21日 19時〜21時)
「高知遺産」の著者 竹村直也氏を招いてのトークセッションを行います。
「高知遺産」の誕生秘話から、高松・高知のまちなかへのこだわりまで、まちなか生活の面白さがわかるサロンです。

3.掘り出し物件マッチング相談会(日程調整中)
不動産・建築・リフォームの専門家による相談会を行います。
まちなかの掘り出し物件・リフォームのヒントがわかるかも?
希望者がいれば実際の物件見学も行います。

4.まちなかアジト見学ツアー(22日)
「TAKAMATSUまちなかアジト×リノベーション」で登場した物件を実際に見学。リノベーションのポイントも聞けるかも。

5.タウンウォッチング・ワークショップ(22日)
あなたの気になる「まちの風景」「記憶に残るモノ」は何?
実際にまちを歩いて写真を撮ってみてください。
撮った写真はその場で展示します。

6.出版物贈呈・販売(20〜22日)
「TAKAMATSUまちなかアジト×リノベーション」を先着百名に無償贈呈。
残部僅少で手に入りにくい「高知遺産」の優先販売。

詳しくはこちら

 さて、今回のイベントの企画に先だって、8月に高松で『まちラボ』の人たちと「高知×高松」の飲み会をやったんだけど、その時思ったのは、高松は高知の5年先をいっているということでございました。

 というのも・・・

★高松は10年ちょっと前から大規模SCが出始めて、5年くらい前からじわじわとその効果が出てきて、「まちなか」での動きがではじめた。
★われらが高知は5年前にAEONがやってきて、去年あたりから本格的にその効果があらわれはじめ、今年あたりからやっと「まちなか」での動きが活発になりはじめた。
→で、まちなかの動きについていえば、簡単にいうと「5年遅れ」。

ところが・・・

 高松と高知は、あくまで直感として、なにかが違う。高松では、雑貨屋さんの店主やデザイン事務所、家具工房の人など、実際にまちなかで生業を持ってやっている「楽しくて変で、若い」人たちが集い、まちなか活性化に向けた動きを重ねていこうとしている。
 逆に高知では、こうしたお店を持っている人はほとんどこうした場に顔を出さず、役所とかコンサルとか財界人といった自ずと「声の大きい人」や、決して若いとはいえない大人たちがその主役の座を占めている状況にある。
 まあ聞くと高松には高松の問題がまたあるんだけど、高知は高知で、どこか狭いハコの中で「まちなか」を議論しているような感じがあって、いまひとつ好きになれない。なんか広がりがないというか。

 ここで思うのが、こんなことだった↓

 おいらは、いつかは離れるかも知れないけれど、せっかくこの街に住むからには、高知をできる限り面白くするコトをやっていたい。そう考えてこの街に8年暮らしているうちに知り合ったのは、雑貨屋さんや本屋さん、ギャラリーやミュージアム、飲み屋さんやカフェをやっている人や、本をつくっている人、酒蔵の人、デザイン事務所、アクセサリーや家具、作品といったものづくりをしている人、宿をしている人、農業をしている人・・・その他色々な人たちだった。
 そして、彼らがそう考えているかどうかは全くの別問題として、彼らは「高知でも楽しい日々を送れる何かを」提供しようという人たちだと思う。実際、たとえば雑貨屋さんであっても、「雑貨を通して、高知を変えていきたい」とか「高知をクラフトで元気にする」とそれぞれがちょっとツボを押したら語りだしてくれる。
 だけど、今の高知では、ホンットに禍々しい言葉だけど「まちづくり」の現場に彼らが入っていない。高知の「まちづくり」の現場(ああ禍々しい)では、『若い人に街にきてほしい』とか何かあると『若い人、若い人が必要だ』というわりに、「若い人」たちが一番出入りしている店や、「若い人」たちが一番反応している人・モノ・コトに無関心・無理解すぎて、こういった人々を巻き込むことをすっかりさぼっているのだ。やろうとしているのは、マルシェくらい。
 また、そうしたことが重なりすぎて、こうした人々も、たとえば「まちづくり」をしている人や、NPOというものに過剰な拒絶反応を示すようになっている(確かにNPOは変なのが多いが)。また、たとえ「若い人」がそういう場に出ていったとしても、どこか「若いのにエライ」とか「若いから青臭い、でもわしも昔はそうじゃった」みたいな色眼鏡で「若い人」を定義づけようとする人が多くて、結局また「若い人」はそういう場から離れていく。事実、自分がそういうのにすっかり嫌気が差しているように!

 まあ高松自体は官の強い街だから、もちろんそれがすべてというわけではない。だけど、今回のイベントの主催者である「まちラボ」が高松TMOのプロジェクトの一部であることからも分かるように、高松は高知よりもはるかに若い人の力や考えが発揮でき、評価される街であるように見えるし、そういうお膳立てをしていこうという雰囲気があるように感じられる。
 だから、まちラボに関わっている人々は、20-30代の人たちが中心になっているように見える。高知だったら、たぶんこんなのはできませんよ。絶対「上」の人が入ったり、行政(全員ではないけど、たまーに「県」の錦の旗をはためかせすぎの役所的人間の地域支援企画員がいると聞く)が入ったりして、自由な動きを束縛してしまう。

 まあこれは「隣の庭は青く見える」という諺そのものなのかも知れない。でも、高松が5年進んでいるのであれば、高知も5年後を目指してもっと楽しい街にしていきたいもんである。
 「自由」が高知の誇りなのであればなおさらに。。。


そんなことを、明日のトークを前に、思ったりする。なにはともあれ、高松のみんなから色々な話を聞けるのが、おいら的には楽しみだ。なので、高松の人は、おいらの話は期待しないよーに。


 今日も、たぶん2位。今日のランキング順位は四国ブログランキングでチェック。一日一回のクリックで、百足館をお救いください。

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コメント

今日もイベント、お邪魔しようと思ってます。
今回のtakemuraさんの記事を読んで一つ思い出しました。一週間前、うちの雑誌の編集部員が徳島に『森のシンポジウム』イベント(本人は安藤忠雄講演が目的。ちなみにS本氏ではないです・笑)で、高知代表として行ったときにも、「徳島のNPOの方がよっぽど官から独立している」と感じたそうです。高知のNPO代表として行ったのに、県の方にどうやら民の行動を監視するような行動を取られたようです。私が実際に経験した訳じゃないので、強くは言えませんが、やっぱり高知県では意識自体が遅れているのかもしれませんネ・・・。

今日のトークサロン宜しくです。
まちラボも数は少ないですが、上は70代までの方々が参加されていますよ。
上の世代の方々は芯を持ったパワフルさがあって尊敬に値します。
高松は高松でまちの構造としては問題を抱えているように感じています。
行政も商店街もまちづくり団体もみんな向いている方向がバラバラで、
一貫性を持った都市を作っていこうという流れがなかなかできていかないので、
再開発やら区画整理事業やらがいろんな所で行われて、まちの特徴ががみえない都市になっていこうとしています。
これまでは四国の中では比較的地勢に恵まれていて、
場当たり的なやり方でなんとかなっていたかもしれませんが、
これからはちゃんと考えていかないと、
いろいろやってみたけどうまくいかなかった・・
という結果になりそうな感じがしております。

今日のトークサロンは小難しい話ではなくて、
まちを楽しまれているいろんな方が登場します。
竹村さんのお話も楽しみにしてますね。

武田さん>
一般の人と話をしていると、高知ではNPOは「金儲けに走っている」とか「行政や特定企業にべったり」というイメージを持っているようですね。たぶん、あそことあそことあのNPOのことだろうな〜となんとなく想像はつきますが(笑)、たぶんまだ高知には本当の意味でのNPOというのができていないんでしょうね。TACOはなんとかそういうのではないものにしたいと思ってます。とかこう書くと、ボランティアでやるがやね、みたいなことを言い出す人もいるので嫌になります(NPO=ボランティアというイメージも、官製NPOが作り出したイメージだと思う)。。。
官と民の問題では、高知では官の方に問題があるように思えますね。徳島での「監視」というのは信じられない話だけど、ありえそう。まあこれからは「学」も強くなってくると思いますが、たとえば京都での産学官連携とかは高知じゃなんか無理っぽいですね。圧倒的に「学」様様になるのがコレまた高知の特徴・・・

Naoya様
今日はよろしく御願いします。「高松の問題」、こないだののみかいでも少し聞いていましたが、早速のフォローをありがとうございます。
高松も一貫性のない状態みたいだけど、いわゆる「民」、それも「庶民」レベルでは、意外と同じ方向を向いているのかなという感じがありますよね。まちラボもまだまだこれからの組織体だとは思うけど、参加者見ていたらとにかくその幅の広さに驚きますよ。
 ただ、高知も以前指摘されたように、「草の根」的な一人一人の力強さはある(これは自慢ですな)ので、これからかな、とも思っています。なにはともあれ、本日よろしく御願いします。
スライドは、できるだけ短めに終わらせるつもりです(大阪向けにつくっていた「本作り」のプロセス主体のスライドから、「なぜできたか」と「これからどうするか」主体のスライドに修正しています)

県マスを作るときに、高松都市圏は線引きを廃止しましたね。開発面積が増えたことにより、中心部のあり方も変わってくるでしょうね。
この線引き廃止は、これからの高松がどうなるかの重要な都市計画上の大きな出来事ですね。そのあたりの話しも出ていたら、また教えてください。

ふむふむ。
とりあえず高松お疲れ様でした。
「官」の人も「若」い人も、うまく「まちづくり」に共(協)力態勢を築けていないのは事実ですね。

私でさえ声高に「まちづくり」を叫ぶ機会がブログやブログオフ会(笑)でしかありません。
声低ならたまにそういった機会もありますが…。

若者でも勉強不足の人は本当に多いです。自分も含めて。
18さんが今回やられているようなイベントを高知の街でもやってみたいし、多くの大学生や街で働く若人にも参加して欲しいですね。

詳しくはまたゆっくり話しましょう!
お疲れ様でした!!

帰って参りました。かなり充実の2日間。詳しくはまた後日書きますが、昨日は夜高松で高知遺産トーク60分+高松アジトトーク60分→懇親会朝の4時まで、本日はお昼から夕方まで高松アジトめぐり、夜は松山に移動して某カフェの方から情報収集など。
外から見たら、高知がよくわかりますね。某省の方(といっても20代の話のわかる女性)と話をしていて、このブログでも何度か書いてきたような高知の勉強不足、議論不足は、高知から出てくるプランとかを見ていたら一目瞭然ですよねみたいなことをおっしゃってました。また、まあ細かいこと(ニュアンス的に)はこんなところで書いたらもったいないのでまた会った時に話しますが、高松/松山での出会いを通して思うのは、行動するより考えること、これかなと。まあ、詳しくはまた今度(笑)