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2005年10月09日

●土佐山田八王子宮で映画を見る

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 本日は土佐山田の八王子宮で映画野外上映イベント「MO8」。以前書いた「ART HAPPEN in 土佐山田」の関連イベントだ。上映されたのは、東崎曜子の「チリダンス」、小倉りさの「祭り」、堀内佳子の「赤ぱっち」。いずれも顔見知りの監督さんたちで、三者三様の映像で楽しめた。 
また後日アップするけど、「けんちくの手帖」イベントに合わせて訪れた大阪を早めに切り上げてでも、なんとしても見に行かなければ!と思っていた本日、心配されていた天気も晴れ。少し遅れて八王子宮に到着すると、もう東崎氏の映像が流れ出していた。

 頭に懐中電灯をつけた人が受付にいるなーと思ったら、「歩屋」を設計した芝さん。この芝さんという方は、以前も書いたけど、どこか熱々しい人が多い(悪い意味ではありません)建築家の皆さんと比べるとどうみてもフレンチふにゃぽこん癒し系。どうしても図面を描いているところが想像できないんですが、歩屋を見ればわかるように、なかなかいい仕事してます。むろんまだまだ若いし、これからの方ですが、もしおいらがいつか家をつくる(たぶん新築はおいらの思想上ありえない。絶対R系でいく!)としたら、なんか芝さんに頼んでみたいと勝手に思っています。
 さらに階段をゆくと、「赤ぱっち」で主演をつとめたカナ氏がやはり懐中電灯を頭に装着して「階段照らし役」。この八王子宮の階段、暗いので危険ということでこうしてたってくれているわけですが、なんか鉱山みたいです。
 境内にはいると、満員御礼。聞けば130人入っているとか。なかなか大盛況じゃないですか、しかも土佐山田で。お疲れさまですシノッチ(graffitiオーナー)。

 席は後ろの方で、少し見えにくい。また、東崎氏の映像は、途中から入ったせいで(各映像の)意味がわかりはじめるまでに時間がかかったんだけど、ところどころ面白い、もしくはもう少しいじればもっと意味が出てきそうなシーンが。ただ、やや自分史的な映像に終わってしまっているところが残念。もう少し調理しないと、たぶん伝わらない人には伝わらないのではないかと思った。
 2本目はリサビッチの「祭り」。神楽や弓祭りなど、地域のお祭りを「パトゥンガ」という曲(正式なタイトルは知らないけど、一時身内で大流行した)に乗せて見せる。まるでこともなげに見える映像だけど、その取材力、構成力、リズム感にはいつも驚く。ドキュメンタリーなのに、ただのそれで終わっていないというか。この方は、かつて「飛び込みバトル」でJEANS FACTORY AWORDの第一回で最優秀を取ったんだけど、その後の「ラジオ体操」、今回の「祭り」と、淡々と日常や非日常の一部を削り取りながら、そこに難しい意味をつけるでもなくただただ楽しく、流れるように見せてくれるので、おいら大ファンなのである。というわけでビデヲにするようにお願いした。
 3本目は、4月に見て以来の「赤ぱっち」。海月館の佳子さん監督で、やっぱり面白い。以前見たときよりも余裕を持ってみているからか、またその面白さがより分かったような気がした。そして、ぐーっと引きずり込む映像力にまたもや驚く。やはりこの人とも一緒に仕事をせねば。
 なお、「赤ぱっち」は、夏の東京に引き続き、今度は関西に進出する予定だという。そんときは「高知遺産」も一緒につれていってもらうつもりなんだけど、やっぱりこれからは都市への逆輸出の時代ですよ。もう都会から価値のない情報までひっくるめて「価値ある」ものとしてまるごと輸入するのはやめにして、地方からも価値あるものをきちんと地方の方から勝手に輸出していくことが必要かと。そして、地方対地方でも、相互輸出入が必要ではないかと思ってみたり。なにはともあれ、高知でもそうした輸出に耐えるものがチョコチョコ出てきているので(むしろそこまでいってないものが輸出されていたりしますけどね。そして、意外と外で評価されているものが高知では理解されていなかったりするという怪がありますが)、これからもどんどんやっていってほしいものです。。。






 第一位の座からついに無念の陥落。次はいつ復帰できるのでしょう?
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