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2005年10月06日

●沖の島小旅4 「島の闘い」

  もうなんか、この島にきて2、3日目のような錯覚を覚えているんですけど。

 眠りからさめれば、そこは戦場。

 いよいよ神輿を神社に上げる番。聞いていた時間よりもだいぶ遅く、5時30分のスタート。
 今度は朝と違い今度は若い人が多い。しかもなんか一人ひとり結構ごつい。なので今回は脇役だ。11wが後綱、17kとおいらが前綱。 ラッキーとか思っていたら、これが地獄でした、はい。

 港の御旅所を出て、すぐに神輿の「練習」もかねて前綱と後綱での引き合い。それが終わるとすぐに石段スタート。
 今度はかなり島の人が出てきていますな。路地のあちこちから、おじちゃんやおばちゃんが出てきてる。神輿は、その中をヨイヤサーとかけ声を出しながら進んで行く。ちなみに、朝一緒に神輿を下ろしたおんちゃん連中は、全員酔っぱらっている(笑)

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 やっぱりこの階段は長い。すぐに息が切れだすけど、気持ちがいいので意外と大丈夫。そして、みんなが疲れた頃を見計らうかのように、神輿を時折とめて長唄が入る。しかもおんちゃん連中は酔っぱらっているから、少し手順が崩れたりしてその度に止まったりして。

 途中の広場で御練り。神輿を前と後で引き合い、前がそれに打ち克つと神輿ごと走り出し、最後は神輿を高くみんなで掲げあい、長唄の休憩。
この繰り返しを約5周。おいらはここで喘息が出てしばし休憩。茶を飲んでいるうちに11hが到着。風呂上がりでいかにも気持ち良さそうだけど、おいらたちはもう汗だくだ。

 神輿はおいらが休憩中も3周か4周し、いよいよ参道の階段へ突入。だけどこの階段、あがっては戻り、あがっては戻りの繰り返し。実際に重いので簡単に上げられないというのもあるし、きまりごととして戻すというのもあるらしい。だけど相当スリリング。急な階段のあと、すぐにまた急な階段が続く難所なので、事故がありやしないかそんなことまで不安になってくる。
 というわけでおいらもここで復帰。この状況を放置しておいたらさすがに男がすたるのかなんのかよくわからんけど、とりあえず戻ったときの写真がコレ↓

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 ホントにきつい。17kもさすがにダウン気味。だけどまだまだ参道は続く。最後に待っているのは神社の石段100段以上。ここでかけ声が変わって(なんといっていたか忘れたけど、かなりかっこいい)、一気に駆け上がる。もう10-20代の若い師も完全にクタクタだ。

 だけど、だけど、まだまだ!

 やっと神社の境内に戻ったと思ったら、ここからまた御練り! しかも何回回してもまわりのおんちゃん連中が「あと18回!」とか「あと200回!」とかいいゆう。
 こらもう死にそうです。すごいです。ここまでやらないと神様はかえらへんのかとすら思い出します。神様なんて普段意識しない人間でも、思わず神様を意識するようになる瞬間です。とりあえずタケムラ32歳はここで息の根が止められてしまい、ダウン。17、11はまだ20代なので元気です!

 まあそんな感じで境内をグルグル回っているうちに、ようやく周囲のギャラリーから拍手が。これが終わりのサインなのか、ゆっくりと神輿が本堂に戻り、巡行ならぬ荒行が終了。すっかり日も暮れた境内に、ラッパと鈴の音が響きます。

 はー、疲れたけど参加して良かった!
 まずこんなこと滅多に体験できないことだし、おいら的にははじめてまともに神様というものを見てしまった瞬間だったような気がする。
 終わってみると足袋もビリビリ。激戦の勲章なのだ。


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 17家に戻ると、炭火焼肉と鯖、伊勢エビなどの疲れも吹っ飛ぶ豪華な食事! 17祖母の小唄を聞きながら、麦酒に酎ハイをやりながら、まるで2-3日分はあったんでないかというくらい充実した長い一日を振り返ったのでした。
 そして、夜には満天の星空のもと花火大会&天の川観察会。まるで高校生のような夜の過ごし方ですが、そんな過ごし方がこの島では一番なのです、きっと。。。






 第一位の座からついに無念の陥落。次はいつ復帰できるのでしょう?
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コメント

荒倉神社のあらくれ祭か、すごい経験しましたねー。あっぱれ。
急な上りと下りの究極の連携プレイがほどよい絆をつくっていくんでしょうなー。

10-20代の若い師・・・。むふふぅ
そうかぁ〜30代にはキツかったのですね。
けんど、そんなに若い師がおるがや すごいね。
かっこいい掛け声も知りたかったなぁ〜。

最高の休日やったね。

そう。最高の休日だった。
最後、船で帰るとき、山の上の方の家の人が何人か、布を大きくパタパタさせてお見送りをしてくれた。
島に残る人、やむを得ず島を離れてしまった人、もう、会うことができないかもしれないいろんな思いを込めて見送っていたのを見て、ウッと涙がにじんだ。

というわけで、沖の島は最高です!
沖縄行かなくても十分楽しいぞ。

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