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2005年09月07日

●仁淀川、あふれず。

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 朝目が覚めると、昨日の嵐が嘘のように。んで、いま丁度仁淀川の情報発信の仕事をしているのをいいことに朝から台風一過の仁淀川筋へと車を走らせてみました。
 河口から伊野、吾北、越知と回ったのですが、まー先週の渇水が嘘のような増水ぶり。上の大きな写真は今日のJR鉄橋。下の写真は8/10。おいこれは香川の川かというくらい、もしくは夏とは思えないくらい水が減っていたわけですが、今日はぜーんぶ川。

 たった一晩でここまで増えるというのも正直怖い。山の保水力がよほど低下しているのでしょう。。。池川の知り合いの方によれば、とにかくここ数年で一気に山が弱くなったと。すぐに茶色の水を山が吐き出すと言っていました。山が荒廃すれば川が荒廃し、海まで荒廃する。そして、そこに飲み水を求める人間は・・・都市再生だ郵政改革だなんだといまの政府はうるさいけれど、ほんとはこういうところこそまずは再生するべきなんじゃないかと思いますね。まー今の政府にはわからんだろうし、郵政こそが改革の本丸と信じてしまっている人にはもう全然伝わらないだろうけど(泣)

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 春野の堤防内にある畑もこの通り。畑主たちがなんかもー笑って畑の方を眺めていました。この畑ではこういうことがあるのも仕方がないんだろうけど、なんだか本当に御愁傷様です。

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 吾北方面まで行くと、まだあちこち停電しているらしく、随所に四電工の車が。吾北のレストランの駐車場にはこの通り作業員の皆さんが待機中。ご苦労様です。。。

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 まーそれにしてもこれだけの雨で大被害がなかったのは奇跡的だと思うのはおいらだけ? 堤防とか砂防堰堤とかよく機能した感じです。。。これは自民党が強いからなんですかねーそれとも交付税まみれだからなんですかねー。
「西やんのNPO奮闘記」で【更に不謹慎では有るが、災害復興と言う公共事業発注を待ったり、民間被害の補修工事を期待する業者の声も聞かれる。
ニュースを見ると「今回の台風は○○億円の被害をもたらし」と言う事を聞く。
被害と言う事は、復旧や相場などへの経済効果が有る裏面を皆さんは考えた事が有ったろうか?】
というテキストがあったんですが、いろいろ考えさせられます。。。

高知の場合・・・
災害復旧という名の公共事業がたくさん入る→交付税まみれになる→ついでに林業従事者がいつのまにか土木事業者にとってかわる→いつのまにかずいぶん土地全体が頑丈になって洪水もかわせる→同時に森が荒れて洪水が増える→ますます頑丈になる→ますます交付税まみれになる(公共事業頼みになる)→交付税カット→土木事業者やばくなる→林業はない→水はあふれないけど仕事はあぶれる

 うーん考え過ぎか


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コメント

この春野の堤防内にある畑、あり得ないですね。車で橋渡ってても結構距離あるし、その先にあるほんとの仁淀川は結構乾いてて、砂利が見えてるイメージなのに・・・
0%から一気に貯水率100%になる早明浦もそうですけど、こんなこと言ってる場合じゃないですが、でもほんとにマンガのような、「はぁ〜?」って現実感のなさです。
早明浦の100%のデータを見たときも、最初は「いつからデータ更新してないんだ、このサイト?」ぐらいに思ってしまいましたもん。
んー怖いですねぇ。

先週大渡ダムを見に行っていて、じきここにアップしようと思っていたんですね。
早明浦ダムまでいかないにしても、結構カラカラで、湖底の集落跡とかが出てきていて(しかも草原に埋もれている)。。。
ところが台風。300%以上の貯水率になっているというので、もう満杯もいいところです。このダムの上流は愛媛県の久万高原町や石鎚山などの「面河川」になりますが、なんぼ600mmいうても一気に入り過ぎではないかと。

にしても早明浦の100%には、少し笑いましたね。ほんとにどうなっているのかと。んで、香川の方の記事とかを見ていると、上流域の災害も十分あり得るから素直に喜べないとか、節水を普段から心がけるといったコメントがちらほら。香川は早明浦の方で植樹したりツアーくんだりと上流下流の連携にむけた取り組みをしてますが、「上流」に対して強い意識があることを、逆に羨ましく思ったりします。高知の場合、特に自分たちくらいの世代になると、特に上流に対する意識なんかないですもん。。。

高知に来て思ったことは、やはり公共事業への依存率がやたら高いことですね。
産業が少ない地方はこういった傾向が強いのでしょうが、交付金目当ての人が多すぎな感じがします。そういうところは嫌いです(勝手な個人の意見ですが)。
この災害がまた選挙に影響しそう・・・

 実際高い! そして自分も、そうした公共事業(地域計画)で食っている人間の一人です。公共事業でも一般経済を潤す効果があればいいのですが、現実にはそうなっていません。むしろ「漬け」になってしまってる。そういう構造なんでしょうね、交付時の縛りが「漬け」にさせる要因を孕んでいるのではないかと。
 んで、今後。産業づくりいうたって高知は難しいし、どっちにしても交付税は減って行くだろうし、高齢化は当面進行する。自給自足型社会やのんびり暮らせることに重きをおいた文化社会?を目指した行政に思い切って振り直してもいいと個人的には思いますがね〜

昨日は台風対策の後片付けに追われていました。高松への出張もとりやめまして。いのに子どもが住んでいるので心配でした。
 今回いつも「話題」になる枝川が報道されませんでした。導水路トンネルのおかげでしょうか。
 昭和50年の大水害以来、30年も防災公示をいのはやっていますからね。

おつかれさまです!
確かに今回、枝川はつからなかったみたいですね。。。 まだ導水路は完成はしていないと思いますが、雨がとことん山に集中したということなんでしょうか??

おお伊野の俺の実家の近所だ!
というわけで、お久しぶりです竹村くん!
上の写真のあたりは僕の犬の散歩ルートでした。
増水してますな。網入れたらいっぱい魚かかりますね。
いやいや、でも8/10の写真は全然水ないですね。でも大渡ダムができたころから水少なくなってきたですけどね。しかし一気に増えてるなあ。これはこわいです。僕の実家はそこから徒歩3分ぐらいですし。

昭和50年の水害の時は大変でしたけど、その後も近所の早稲川(だったっけ)がとにかくしょっちゅう氾濫してた思い出があります。でもそれはずいぶん改善されたみたいですね。

にしても今回の選挙はいまだ決めかねてます。

おおご無沙汰。
そうやねヒライの家の近くですなあここは。この日は、川漁師さんたちがあちこちで漁してました。東京のTVは「非常識」みたいな感じで取り上げていましたが(笑) 全然感覚違いますね、そこらへん東京とは。。。
8/10はホントにやばいくらい水がなかった。8月下旬は、加田もみたことないくらい水がなくて、どういうことやという感じだった。。。それが一晩でコレ。雨の降り方もまあすごかったけど、ここまで簡単に水が流れたらやばいですよ、伊野。

今回の選挙、「世に倦む日日」を読んでみ。いろいろ考えさせられる。むろん若干の偏りはあるけど、新聞よりははるかに本当のことを書いているように思えます。。。

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