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2005年08月29日

●仁淀川水切り大会と、おいらの「川の思い出」

 8月28日、仁淀川加田キャンプ場にて「第二回仁淀川国際水切り大会」を開催(主催/仁淀川お宝探偵団)しました。。。この水切り大会、昨年7月に一回目を開催したのですが、思いのほか好評で、第二回をやることになったものです。
 そもそも水切りとはなにか。まあ要は平らな石を川面に投げつけ、石を跳ねさせて遊ぶ、アレ。たぶん元川ガキなら、なにもいわなくても川に行けば自然にやってる、アレです。

 ここで早速話がそれていくのですが、おいらは、高知の川で育っていません。おいらにとって母なる川というと、島根・安来市の飯梨川です。子供時代は東京にいたので、当然多摩川なんていう中途半端な川で遊ぶことはありませんでした。そもそも川で遊ぶだなんて、当時の東京じゃ少なくとも考えにくいことだったわけです。まーたまに五日市とかの渓谷で遊ぶ程度。家からすぐの川で遊ぶだなんて、という感じでした。


 んで、毎年夏と冬は大抵母の田舎である島根に帰っていました。おいらにとって故郷というか「田舎」というと、高知というより島根なんですな。子供時代の思い出に、高知は実はいっさいない。なんせ東京にいた8年のうち、高知に帰った記憶があるのはたったの一度、小学4年の時だけ。
 しかも、その時母が叔母に泣かされたりしている(今は仲いいですし、いい人ですよ! いや当時も仲が悪かったわけではないのかも。子供時代なのでわかりませぬ)のを見ているので、正直高知は当時嫌いなところ(笑)。。。というわけで、子供時代の高知というと、その4年のときにみた光景しか覚えていない。。。その泣かされた横浜の親戚の家と、親戚がつくってくれたグフの模型、おいらが生まれてから4歳くらいまでいた昭和町の家の跡、そこから帰り道に見えた、高知駅北口側の道路からみた、高知機関区の屋根だけ。あとはいっさい覚えていない、悲しいことに。
 で、やっぱり田舎は島根なわけですよ。毎年夏、帰ると必ず行ったのが中海に注ぐ「飯梨川」。中国地方特有のベージュの砂地に覆われた川で、その砂地の中をサラサラと水が流れてる。深いところもないから溺れることを心配して泳ぐ必要もない。砂地だから、砂遊びがメイン。中州に水路を掘り込んで、その水路が徐々に水の流れで大きくなって行ったり、カーブのところがどんどんえぐれていく様を、なんだか妙にわくわくしながら見たのを、本当に今も昨日のことのように思い出します。
 舗装されていない岸辺の道路をチャリで走って、上流の方にある足立美術館(もしかしたらすぐ近くを流れる吉田川や伯太川の上流かも)や中海まで行ったりもしてましたね。そこで蛇にあって震えて帰ってきたことも。結局、この川との付き合いは、島根に帰省していた高校一年くらいまでずっと続きました(祖母の病気に伴い、祖父祖母が叔父のいる藤沢へ転居したため)。
 まあこんな川で幼稚園〜高校一年まで育ったもんですから、石だらけの荒々しい高知の川とは正直馴染みがありません。中学一年生のとき、東京から高知へ8年ぶりに戻ってきてはじめて行った川が仁淀川だったんですが、そのときも果たしてどうやって遊んだらいいのかさっぱりわからない。泳ぐといっても深いところで泳いだためしがない。石だらけの川で遊んだこともないから、水切りといってもピンとこない。まあ単においらが水泳が嫌いだったというのも大きいのでしょうが、自分と同じように神戸から転居したてだったという友達と一緒に、川辺でぼーっとしていたのを、これまたよく覚えております。

 いま、そんな男がNPO仁淀川お宝探偵団の理事を務めております、はい。

 んで、当日の模様。。。まずはお昼過ぎからバーベキューを開始。のんびり肉を頬張りながら、スタミナを選手たちがつけていきます。13時からは「仁淀川がガサガサ探偵団」。水生昆虫の第一人者石川妙子さん(探偵団団員)と一緒に瀬のところで網をガサガサ。カゲロウやヤゴがうようよ。結構でっかい! 以前仕事で鏡川上流の重倉川で昆虫調査をしたことがありますが、そんときとは大きさも量も違います。いくら渇水で水が減っているとはいえさすが仁淀川。
 それが終わったら、14時過ぎから水切り大会です。やっぱりここは高知です。「水切り」というと血が騒ぐ人が結構いるんですな。結構水切り腕自慢をする方も多い訳です。そこにつけこんだのが今回のイベントなわけですが、予想以上のエントリが。男性が18人、女性が10人、子供が16人。告知がギリギリになった割には上等の入りです。
 大会は男性/女性/子どもの3部門。やっぱりうまい人は異常にうまい。特に大人男子はかなり本気モードです。事前にかき集めた石を袋につめて参加しています。30回くらい跳ねさせている人もいます。もうおいらからしたら「なんでそうなるんだ」の世界です。
 結局優勝は、男性の部が国土交通省の方。さすがです。きちんと川とふれあって仕事してます。
 女性の部は、一位と二位が親子です。血は争えません。ちなみに一位には中津渓谷ゆの森の宿泊券。ここにだけは金をかけました、はい。
 そして子どもの部は、7月に開催した時に圧倒的な強さを見せたS君が圧勝です。

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 最後に、3者による「グランドチャンピオン決定戦」です。5回先勝で勝ち抜けという長丁場、これを制したのはS君。すごいです。軽く投げているのに、きれいに遠くまで跳ねながら飛んで行きます。黒く焼けた肌は、もうまさに仁淀川の子。将来の探偵団理事長間違いなしです。

ちなみに、カッパ登場しました。しかも3匹。うち2匹は、なぜか子どもたちとじゃんけんしてました。

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 おいらは飯梨川の子。当時、飯梨川と湘南海岸で遊びすぎて、武蔵野第四小学校の黒んぼ大会で第4位という微妙なランクに立ったこともある男です。だけど、できるのは水路遊びと足のつくところで泳ぐことだけです。
 なんだこの差は。あー、飯梨川で一日中遊びたい・・・

コメント

この川原は小・中学校時代のホームグランドです。水泳、野球、ゴルフ、他様々。昔は台風の度に形が変わり、細かい砂のところが思わぬところに移動します。そこがグリーンです。柿ノ木を切ってきてクラブにして遊んだのが良い思い出です。当時は帝王ニクラウスに若手ジョニーミラーが挑んで話題になっていた頃です。懐かしいですな。 nakajima

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