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2004年04月25日

●未納3兄弟の「自己責任」

総務相や経産相ら閣僚3人が国民年金を支払っていなかった。民主党には「未納3兄弟」などと言われ、パーティでは「お前がしゃべるな」などとどやされ、「あーあんなにお稼ぎになってる先生たちでも払ってないんだ」と国民に思わせるに十分な事件だった。

どうやら江角マキコを責めている場合じゃなかったんやね〜などと思っていたら、福田さんや小泉さんは「うっかりしてたんでしょうね」というコメントを出した程度でお咎めはとりあえずなし。
また、「閣僚も気づかない、払わないことがあるんだから、どういう改善策があるか、考えていかなきゃいけない。国民だって分からない、払ってないという方も多いと思いますよ」なんていうコメントも出してしまった。
当時、バレーの実業団からタレントになった江角マキコは、この「複雑な制度」を見落として、支払いを怠っていた。福田さんが「面白い話というか、深刻な話。ちょっと間が抜けたような感じもする」なんていうウィットの利いたコメントを出して、江角マキコは仕事を失っても当然とでもいうべき論調が生じた。新聞は年金の宣伝広告費に6.2億という経費がかかっていることも強調し、CMは干され、おそらくしばらくは仕事的に厳しい状況が続くことが予見されている。
これって最近の5人の拉致でさんざんいわれた「自己責任」と少しだぶる。仕事がなくなっても自業自得でしょ、みたいな空気が漂っていたという意味で。でも、今回の未納3兄弟についてはあんまりそんな空気が流れてこない。野党は久々の敵失なので勢いづいているが、いつものごとく世論は全くついてこない。なんだかこのアンバランス、いまひとつおいらにはよくわからない。

官房長官「江角マキコ氏の保険料未納、深刻な話」